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外部セミナー

貿易実務講座「英文契約書の基礎と実務」

開催日時

平成30年3月1日(木)10:00~17:00

(受付開始:9:30~)

主催団体

ジェトロ大阪本部

共催団体/りそな銀行近畿大阪銀行(予定)

会場

ビジネスプラザおおさか

講師
弁護士・ニューヨーク州弁護士 山本 和人 弁護士・ニューヨーク州弁護士 木村 啓 
定員
(先着順)60
関連リンク
https://www.jetro.go.jp/events/osc/e4452c7b4232bc16.html

概要

 ジェトロ大阪本部は、英文契約書の基礎と実務の貿易実務講座を開催します。

 国際的な取引や提携において、契約内容をしっかり吟味、検討することの重要性が増しています。欧米諸国はもちろん、アジア諸国の企業との取引等においても英文契約書が標準的に使用されており、英文契約書に特有のルールや条項の意味・内容を正しく理解することなくしては、外国企業と対等に交渉を行うことができませんし、思いがけないビジネス上の不利益を被りかねません。

 本講座では、英文契約の基礎について、英米法の基本的な考え方にさかのぼって解説し、実際の英文契約書の参照や、具体的なトラブル事例の紹介を交えて、国際取引の実務上の留意点や交渉テーマについて、わかりやすく解説します。


【内容】

1.英米法の基礎と考え方

 英文契約書の理解に欠かせない英米法の基礎と考え方を説明します。

2.英文契約の基礎知識

 契約の構造や特有の表現、また、INCOTERMSやウィーン売買条約といった契約条項の背景にある国際的なルールを正しく理解することが重要です。英文契約の検討時に実務上直面すことの多いポイントについて、具体的に説明します。

3.準拠法と紛争解決条項

 準拠法条項や裁判管轄条項・仲裁条項等の理解の前提となる法的知識を説明するとともに、実際の紛争が発生した場合にこれらの条項がどのような意味を有するのかについて、実務的観点から解説します。

4.契約書サンプルと実務上の問題点の検討

 販売代理店契約やライセンス契約など、複数のサンプル契約書を題材に、実務上直面しうる問題点について、具体的事例を挙げながら双方当事者の立場に基づいて解説します。